菅内閣発足 参院選に全力 60議席が勝敗ライン(産経新聞)

■小沢氏「静かにされるのがみんなのため」

 菅直人首相(民主党代表)の親任式と閣僚の認証式が8日夜、皇居で行われ、民主、国民新両党連立の菅内閣が発足した。首相は同日夕、首相官邸で記者会見し、「強い経済と強い財政と強い社会保障を一体として実現する」と表明。新政権について「参院選で審判を受けることになる」と述べ、16日が会期末の国会の延長の是非を見極めた上で参院選に全力を挙げる考えを示した。

 首相は衆参同日選の可能性を否定した上で、参院選について「6年前、岡田(克也)代表の下の参院選でいただいた議席がベースになる」と述べ、平成16年の参院選で民主党が獲得した50議席が勝敗ラインになるとの認識を示した。

 鳩山由紀夫前首相の退陣の引き金となった米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移設問題については「日米間の合意に基づいて進めなければならないが、同時に沖縄の負担軽減にも真摯(しんし)に全力を挙げて取り組まなければならない」と述べ、25日からカナダで開かれるサミット(主要国首脳会議)でオバマ米大統領と会談する考えを示した。

 民主党の小沢一郎前幹事長については「しばらく静かにされているのが、ご本人を含めてみんなのためにもいいのではないか」との考えを表明。小沢氏の衆院政治倫理審査会への出席については「枝野幸男幹事長の主張も聞きながら判断していただきたい」と述べるにとどめた。

 財政再建については「規模や時間においてもどうあるべきなのか。党派を超えた議論をする必要がある」と指摘した。

 首相の記者会見に先立ち、仙谷由人官房長官が閣僚名簿を発表。17人の閣僚のうち、新任は野田佳彦財務相や蓮舫行政刷新担当相ら6人で、岡田克也外相や前原誠司国土交通相、亀井静香郵政改革・金融相ら11閣僚が再任された。

 「民主党七奉行」のうち小沢氏と距離を置く仙谷、岡田、野田、前原の各氏に加え、玄葉光一郎政調会長が公務員制度改革担当相として入閣。枝野氏も党幹事長に就任し、「脱小沢」路線を印象づける布陣となった。

【関連記事】
枝野氏、早くも失速!?「小沢氏に配慮を」発言急変のウラ
菅内閣、閣僚たちはこんな人
国民新と新党日本が統一会派
民主党、全国幹事長会議を17日に開催
菅首相「奇兵隊内閣と名付けて」
電撃的な首相退陣劇の裏で何が…

塩川氏「政治知ってる」 上杉氏「開かれた政治に期待」 菅新首相誕生 (産経新聞)
滋賀県知事選、ダブル選ならず選管困惑(産経新聞)
児童の個人情報入りUSBメモリーなどが入ったかばん、ひったくられる 芦屋の女性教諭(産経新聞)
【K-1MAX】3・27日菜太、山本優弥の秘策を一蹴「“にわかサウスポー”には負けない」
<動物虐待>くぎ刺された肉食べた犬が手術 大分県警が捜査(毎日新聞)

首都圏で歯科展開の医療法人社団が破産(医療介護CBニュース)

 東京都内など首都圏で歯科診療所を展開していた医療法人社団優仁会(東京都足立区)が、5月19日付で東京地裁から破産手続きの開始決定を受けていたことが分かった。帝国データバンクによると、負債額は約2億7000万円の見込み。

 同社団は1992年8月の設立。足立区で本店の関原歯科クリニックを経営していたほか、これまでに千葉や埼玉で歯科診療所4施設を展開していた。

 帝国データによると、同業者間での競争激化などで経営が厳しくなる一方、債権者とのトラブルが生じ、債権者から破産を申し立てられていた。


【関連記事】
医療機関の倒産、4月は5件―帝国データ
東京で歯科展開の医療法人社団が破産
医療法人社団博美会が破産手続き―レーシックの神奈川クリニック眼科など運営
さいたまの双樹会に破産手続き開始決定
東京・青梅市の医療法人、破産手続き開始決定―東京地裁

伊東美咲が妊娠6ヶ月を報告 心身ともに安定
社民沖縄県連「連立解消を」(時事通信)
わいせつの消防副士長を懲戒免職処分 東京消防庁(産経新聞)
高齢者施設で暴行=傷害容疑、介護福祉士を逮捕―大阪府警(時事通信)
地域ケア研究会報告、「施設解体」と懸念―全国老施協・中田会長(医療介護CBニュース)

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。